ダイエットをしようと思った時、まずジム通いやランニングを始める人って多いと思います。
しかし、運動するだけで何とかなると思っていませんか?
ダイエットを成功させるためには、運動よりも食事の方が大事です。
ジム通いやランニングを始める前に、まずは「食事記録」から始めてみましょう。
なぜあなたのダイエットは成功しないのか
もしあなたが、ただ漠然と「何か運動を始めよう」「食事のカロリーを減らしていこう」と思っているとしたら、そのダイエットは失敗する可能性がとても高いです。
何かを達成しようと思った時には、「目標設定」と「現在地の把握」をすることが重要で、この2点が不十分だからです。
- 具体的な目標設定
- 現在地の把握(目標までの距離の確認)
例えば、今の体重が80kgで、それを70kgまで減らしたいとします。
しかし、これだけでは不十分です。
成功するためには、もう少し詳細な「現在地の把握」が必要です。
そこでオススメしたいのが「食事記録」です。
「レコーディングダイエット」とも呼ばれたりしていますが、食事や運動の記録をつける(レコーディングする)ことで、改善ポイントが分かってきて、ダイエットの効果が出る、というものです。
食事の見える化することの重要性
なぜ食事を記録することがダイエットに重要なのでしょうか。
それは自分の食生活を全て洗い出して見える化することによって、どこをどう改善していけば良いのかが見えてくるからです。
見える化することで、「おやつの時間に食べたチョコレートが高脂質・高カロリーだったのか」といったことが分かってきて、痩せられなかった理由が見えてきます。
基本的には下記の状態を満たすことができれば、人の身体は痩せていきます。
摂取カロリー(kcal) < 消費カロリー(kcal)
摂取するカロリーより消費するカロリーが多ければ痩せていく、という簡単な原理原則です。
このうち、消費カロリーを増やそうと、ランニングをしたりするのは簡単ではありません。
30分間ランニングをしたとしても、200~250kcalしか消費されないからです。
200~250kcalといったら、ちょっと大きめのおにぎり1個分のカロリーと同じです。
30分走ってもその程度なので、食事の見える化をして、食事(摂取カロリー)を減らす方が圧倒的に楽です。
食事記録の取り方

食事記録はスマートフォンのアプリで取るのがオススメです。
会社のランチタイムも、家で家族といる時も、常にスマホは持っているので、サッと入力することができるからです。
私は『PFCボディメイク』というアプリを使っていますが、『カロミル – ダイエット・糖質制限などの栄養管理』や『-Lorraine- 「ロレイン」栄養計算アプリ』などもオススメです。
摂取カロリーだけでなく、たんぱく質・脂質・炭水化物(いわゆるPFC)の摂取量も入力できるものを選びましょう。
食事記録の活用法
食事記録が付けられるようになったら、自分の食生活を見て振り返ってみましょう。
- 一食でカロリーを摂りすぎていないか(腹八分を目安に)
- 間食や夜食などで余分にカロリーを摂取していないか
- 食事のメニューを低脂質・低炭水化物なものに変更できないか
改善できそうなところはありましたか。
現在の状況が見えてくると「こうしたらもうちょっと総カロリーを減らせそうだな」とかアイディアが出てくると思います。
あとはいかに継続できるかがポイントなので、無理なく継続していきましょう。
おわりに
食事記録は継続すればするほど身体に変化が出てきて楽しくなってきます。
この記事で紹介をした食事記録ができるようになったら、いよいよジム通いやランニングを取り入れてみましょう。
消費カロリーが増えることで、さらに効率良くダイエットができるようになりますから。

